「三千円の使いかた」の衝撃

少し前に、母に勧められて読んだ、原田ひ香さん著の「三千円の使いかた」という本がとても衝撃でした。
いろいろと、現在の私の状況と似通っているところもあり・・

冒頭の「人は3千円の使い方で人生が決まるよ」という祖母からの教えが、いろいろと思うところもあり、一気に引き込まれました。
祖母/父 母 娘/ 孫 の親子3世代の話なのだけど、各ジェネレーションごとのお金の悩みや人間関係の悩みがめちゃくちゃ具体的なの。

母に、「これは何か私へのメッセージなの?」と聞いたら「とんでもない!おもしろかったから教えただけだよ」とのこと。真意はわからず。

本の最後の章「節約家の人々」で、娘さんが連れてきた彼氏に、突然700万円もの借金が発覚するはなし。
私も他人事ではなくて。

というのも、現在お付き合いしているアメリカ人のパートナーがまさかの約1,000万円の借金があるのです。
実はこれ、知り合って3年、同棲して2年たった今発覚した事実なんです。

クレカ借金地獄 \(^O^)/

40超えの彼ですが、アメリカの政府関係の仕事についているのでそれなりに給料も良く、仕事の給与以外での収入も毎月3,300アメリカドル(現在のレートで約46万円)税金ひかれずに振り込まれる状態なのです。

やたら羽振りがいいので、いい仕事についてるし、しっかりお金のやりくりしてるんだなあ・・と感心していたの。そうしたらまさかの!入ってきたお金全部使っちゃえるタイプの人で!なんなら120%使い切っちゃえるタイプの人!!

家計簿なんかつけたこともないし、自分がいくら出費していくら入ってくるかの収支も把握していないの。ザルすぎる。

バツ1で、元奥さんへの慰謝料の支払い(なんかいろいろあったらしい・・)の際の借金と、あとは普段豪遊している部分のクレジットカードの借金。まさかクレカ借金してティファニーのネックレス買われてるとは思わなかった・・Oh・・

今思い返すと、本当に無駄金ばっかり使っていたの。借金体質だって知ってたら「バカヤロー!」って張り倒してやったのに!と鼻息が荒くなる案件ばかり。

簡単に思いつくことを愚痴のように書いてみる。


1.高級ホテルに泊まるのが好き

わたしが旅行が好きなので、いろいろと引っ張りまわしたのだけど、彼が選ぶホテルどれも1泊4~10万するようなホテルで。
もちろん、たまに行くくらいならちょっと奮発してもいいと思うの。ただ、私たちかなりの頻度で旅行してたの!その度にそんな高級ホテル泊まってたら・・そりゃあね。

そして2万くらいで泊まれる部屋があろうなら、「It is cheap!(安いね!)」などと言う。もちろん日本の宿のように素敵なお宿食が含まれているわけでもないホテルで1泊2万円。素泊まり2万円。決して安くはないと思う。

アメリカを車で弾丸ロードトリップしていた時も、一日8~10時間ドライブする日もよくあったので、「深夜について朝に出るような宿泊に5万円のホテル??!!」などと私は驚いてたの。
でも、彼はいつもそうしてるよバリの雰囲気で払うもんだから・・てっきり余裕があるんだと思ってたの。



2.高級レストランで一番高いメニューを頼むのも厭わない

カナダで一緒に住んでるのだけど、、物価とても高いのよね。レストランでは一皿2,3千円するのは当たり前。カクテルは1杯2千円超え当たり前の世界だったの。
和牛ステーキにハマってた彼は一皿3,4万円するWAGYUを躊躇なく頼むし、なんなら私にも同じのを頼んでくださったの!まさか無い袖をふるってたとは・・!今思い返してもマジで無駄金。

バーに行ったら一杯2~5千円するものをジャンジャン好きなだけ飲む。そして友人、同僚(たまには上司にも!!!)手あたり次第奢りまくる。
よく3人で一緒にご飯や飲みに行ってた女友達がいるんだけど、3人分(一人あたり2~3万)を彼が全部出すとかもよくあったの。

3.欲しいと思ったらすぐにAmazonでポチる

家電、ゲーム機、洋服、iPad、iPhone・・欲しいと思ったらなんでもクレカでポチ!
懐事情関係なく、10万超えでもその場で即断、何でも買っちゃう!
こいつは一番クレカを持たせてはいけないタイプの人間だった・・!
(あまりに金遣いが荒いので、今は彼の7個くらいあるクレジットカードの履歴からAmazonアカウントまで全て私がログインして管理してる。私は母親か?!)

届いた服のサイズが合わなくても返品せずにタグつけたままクローゼットにぐちゃぐちゃ・・ああもったいない!

などなど、あげだすとキリがないの。
諸悪の根源は・・彼のファミリーが、元々借金体質だったみたいで。
小さいころから借金のある家庭で育った彼は、借金があることが普通だと思っていたみたいなの。

あまりに感覚が違いすぎて・・見抜けなかった・・・

現在の収入+毎月の3,300ドルがあれば、結構なハイペースで1,000万円返し終えるのでは??と思うのだけど・・そもそもどうやってそんなに使えるんだろう。もうよくわからない。

ちょっと長く書きすぎちゃったのでまた次回に続きます。
本の感想というか、個人的な悩みばっかりになっちゃった!!

あわせて読みたい