カナダでコロナウイルスに感染した件①

こんにちわ。
いまさらですが3月くらいにコロナかかりました。
当時はたぶんそうだろうなーくらいだったのですが、今いろんな事例がでてきて見てると、あー完全にコロナだったな、と思います。

発症したのはアメリカ旅行からかえってきた後。
以下時系列でメモしていきますね。

3/10にトロントを出発、同居人のゲイちゃんエディくんと一緒に車で出発!
私はカナダの免許証ももってて、右側通行も何度か運転したことあったのですが、どうもエディくん自分の車を任せるのが不安らしく、私は基本助手席。
3月の初旬は、徐々にコロナウイルス(こちらではだいたいCOVID-19と呼ばれています)の感染が北米でも増えてきていましたが、トロントを出発するころはまだそこまで過敏になってはいませんでした。

経路としては、トロントから西に4時間くらい車を走らせますと、アメリカとの国境にぶつかります。
行きは南側のを通ったので、Windsorという町を越え、橋をわたるとそこはDetroit!川の対岸からお互いにカナダ⇔アメリカが見える不思議な場所。陸続きの国境というものが何回見ても新鮮に思えてしまうのが島口日本人ですね。

アメリカとカナダの国境。橋の向こうはアメリカ!



デトロイト側について、そこで係員さんにパスポートとワークビザを見せて、旅行の目的等聞かれて問題なくスルー!ついにUSAに上陸だ~~!

デトロイトは、リーマンショックで大打撃を受けたアメリカの車産業が有名な町だったため、今はすっかり北斗の拳状態と聞いていました。
町の中心地は、すごくきれい。大きな施設、歴史あるビルディング、大きな銅像やアート。交通整理をしているポリスはすごく礼儀正しく感じのいい挨拶をしてくれる。
ものすごく明るいイメージを受けた。エディによると、これはデトロイトのマイナスなイメージを払拭するための対策なんだとか。

デトロイト側の、川べりにはいろんなオブジェが並んでいました。なんかいい感じのリングで撮影。コスプレ撮影にも使えそうなかっこいいリング!何かが召喚されてきそうw



エディも廃墟大好きなので、シティを探索したあとは西、東、北、と車でいろんなエリアを見て回りました。
少しシティの中心地から離れると、空き地空き地空き地、荒れた廃墟ぽつーん、人が住んでいるのかどうかわからないような退廃した素敵なおうちが放置。傾いた階段がついた家は、まだ人が住んでいるよう。ただただ続く廃墟と空き地の繰り返し。
歴史あるすっごい重厚な建物も、廃墟。ああもったいない。

車止めてもっと見たいね~と言いつつ、エディが異常に怖がっていたので一度も止まることはなかった。
車の外に出たら、ホームレスや現地人に襲われると思っているよう。

あまりりエディが脅すので、街中でも過敏になってしまって、後ろを歩いている黒人のおにいさんと目が合ったときに「大丈夫、僕はなにもしないよ」と言われた。彼はきっと以前に観光客に嫌なことでもされたのかもしれない。


翌日にはデトロイトから少し離れたところにあるヘンリーフォードミュージアムに行った。
Henry Ford Museum。オーストラリアで初めて買った車がFordだったこともあり、なんだか思い出のあるフォードさん。フォードのトラックを作ってる工場と、アメリカ発展のミュージアム、この二つが見れるパスを買った。
広島出身なので、遠足でなんどもマツダに工場にいってたので、どこも似たようなかんじなんだな~と
ただ、あの流れ作業でコンベアで作業していくシステムは世界ではじめてFordさんがやりだしたシステムらしい。ふむふむ。

ヘンリーフォードミュージアムには、アメリカの歴史的なものがいろいろ飾られてた。
マクドナルドの創業者についての映画「The Founder」を見たことがあったので、このたたずまいにはなかなか思うところがある。でもやっぱりかっこいいー!


デトロイトも名残惜しかったけど、目的地はシカゴ!エディは1日に8時間ぶっつづけで運転したことあるから大丈夫だってやたら自信満々に言うから、日もくれかけてたけどシカゴにそのまま向かうことになった。

向かってる途中の車の中で、「ヨーロッパが旅行者の受け入れを禁止した」というラジオが流れており、エディとすごく世界について話した。
パンデミック、感染、国境封鎖。リアルなのに、リアルじゃないみたいな。
何十年もたってから、あーあの時は本当に時代の変わり目だったんだな、と思うようになるのではないかな。
世界はどうなっていくんだろうか。

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